新宿の司法書士による法律相談

こんにちわ！新宿の司法書士、中村昌樹です。
今日は寒いですね。たまらず、ズボンの下にヒートテック（ステテコ？）をはいてしまいました。
明日にはまた雪が降るかもしれないとのこと。足元には気をつけましょう！

さて、２月２日から、一部の地域において、セブンイレブンのキオスク端末で印鑑証明書、住民票の写しが取得できるようになりました。
今のところ東京都渋谷区、三鷹市、千葉県市川市の６店舗のみで取り扱っているそうですが、今後は順次全国に拡大される予定だそうです。

登記手続きには印鑑証明書、住民票が必要とされる場面が多数あります。司法書士にとっても本人確認、意思確認作業で重要な書類ですが、今回のコンビニで交付される証明書、偽造を防止するために、様々な工夫がなされているようです。

問題は、コンビニで証明書を発行するシステムにあわせて、法務局側のシステム・運用方法も新しくする必要があるということです。法務局側で、偽造防止対策を施している証明書が本当に有効なものかどうか確認するために、これまたシステムを導入する必要があるそうで、今までの運用方法から変わるため、新しい運用方法が落ち着くまで混乱が生じる可能性もあります。

コンビニで証明書関係が２４時間取得できるのは非常に便利ではありますが、当面は、登記手続きの際には、なるべく役所で発行されたものを利用するのが安全・確実かもしれません。司法書士側も十分に確認したうえで、慎重に業務を進めていく必要があります。

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